
| 第1 | 知り合いを広めることによって奉仕の機会とすること; |
| 第2 | 職業上の高い倫理基準を保ち、役立つ仕事はすべて価値あるものと認識し、社会に奉仕する機会として ロータリアン各自の職業を高潔なものにすること; |
| 第3 | ロータリアン一人一人が、個人として、また事業および社会生活において、日々、奉仕の理想を実践すること; |
| 第4 | 奉仕の理念で結ばれた職業人が、世界的ネットワークを通じて、国際理解、親善、平和を推進すること。 |
| First | he development of acquaintance as an opportunity for service; |
| Second | High ethical standards in business and professions; the recognition of the worthiness of all useful occupations; and the dignifying of each Rotarian’s occupation as an opportunity to serve society; |
| Third | The application of the ideal of service in each Rotarian’s personal, business, and community life; |
| Fourth | The advancement of international understanding, goodwill, and peace through a world fellowship of business and professional persons united in the ideal of service. |
“goodwill”は好意とか善意を単に表す言葉ではなく、商売上の信用や評判を表すと共に、店の暖簾や取引先を表します。すなわちその商取引が店の信用を高めると同時に、よりよい人間関係を築き上げ、取引先を増やすかどうかを問うものです。
“Benefit”は「儲け」そのものを表す言葉です。ただし売り手だけが儲かったり、また買い手だけが得をしたのではなく、すべての取引先が適正な利潤を得るかどうかを問いかけています。
1905年、シカゴという殺伐とした時代背景の中から、ロ-タリーは誕生しました。
米山梅吉にロータリーの存在を伝えたのは、三井物産の現地法人 Southern Products 社の支配人として、既にダラス・クラブの会員であった福島喜三次(きさじ)です。1920年 1月に帰国した福島は、アルバート・アダムスAlbert Adams国際ロータリークラブ連合会会長から、年度内に日本にロータリークラブを設立することを条件に、特別代表の任命を受け、米山梅吉と共に奔走しますが、年度末までに、創立に必要なチャーター・メンバーの数を集めることができず、期限切れとなってしまいました。エスタス・スネデコルEstes Snedecor 連合会新会長は、直ちにパシフィック郵船横浜支店長ジョンストンW.L.Johnstonを共同代表に任命して拡大の協力を命じました。1920年9月1日に設立準備会が開かれ、同年10月20日、チャーターメンバー25名が集まって、銀行クラブで創立総会が開催され、東京クラブが誕生しました。なお、RIから正式に認証されたのは1921年4月1日になってからです。